モデルコリレーションとは

振動解析(シミュレーション)を用いて振動設計を行う上で大切な「モデルコリレーション = シミュレーション精度の向上 」についてご紹介させていただきます。  振動設計とは 様々な性能要件や製造要件を織り込んで設計された製品 … Continued

モデルコリレーションは正しい計測から – 5 ~実稼働振動の起振力次数成分と共振点

機械製品が運転状態にあるときの振動を実稼働振動といいます。ここでは、エンジンやモータなどが単体で回転しているときの実稼働振動を解析シミュレーション(FEM)で再現することを前提とした場合の計測のポイントについてご紹介しま … Continued

モデルコリレーションは正しい計測から – 2 ~インパルスハンマ(インパクトハンマ)の選定

 インパルスハンマ(インパクトハンマ)の役割 ハンマリング試験で用いるインパルスハンマ(インパクトハンマ)についてご紹介いたします。インパルスハンマは加振力を発生させて、計測対象となる供試体を広い周波数範囲にわたって振動 … Continued

モデルコリレーションは正しい計測から – 1 ~ハンマリング試験と実験モーダル解析における線形性向上の重要性

 試験データの精度向上 NX Nastranで振動解析(シミュレーション)を行う場合、正しいモデル化を行えば実機振動(実測値=試験データ)を高い精度で再現することができます。しかし、複数の部品で構成された構造物に関しては … Continued

振動解析結果が実測値(試験データ)を再現しない要因 – 3 ~部材結合部の剛性と減衰

 部材結合部の剛性と減衰 FEMを使った振動解析において、シミュレーション結果が実測値(実験値)との間に誤差を生じる要因のひとつに部材結合部の剛性と減衰があります。板と板が重なって溶接されている個所やボルト結合されている … Continued

振動解析結果が実測値(試験データ)を再現しない要因 – 2 ~メッシュモデルの形状誤差

 メッシュモデルの形状誤差 シミュレーションモデルのメッシュサイズは、細かくするほど計算時間が増大するため実務を行う上ではできる限り大きいサイズのメッシュが理想ですが、一方でメッシュサイズを大きくすると離散化誤差と形状誤 … Continued